数乱digit 感想
公式サイト:数乱digit
こんにちは。
オラソワが落ち着いたので少し前に購入した本作をプレイし終わりました。本作は2016年の作品ですので、公式様からの展開は落ち着いているようですが、当時全力で応援したかったなと思えるほどに好きな作品となりました。
以下はあからさまなネタバレは控えておりますがご注意ください。
■ 陸平崇樹(CV.興津和幸)
■ 玖折巡(CV.森田成一)
■ 漆原景太郎(CV.前野智昭)
■ 弐藤光(CV.西山宏太郎)
■ 壱園央助(CV.遊佐浩二)
■ 肆形有比(CV.鈴木達央)
■ シナリオ
国を動かすほどの大きな力をもつ「数家」と呼ばれる10の家大きく関わってきます。
数家は序列によって定められるんですが、300年間行われなかった数乱戦がヒロインである【零】が現れたことによって幕開けとなります。
学園モノが苦手なんですが、上記の通りただの学園モノではなかったので充分に楽しめました。せっかくのお弁当イベをどんどん玉砕していくの楽しい(笑)カースト制度がかなり露骨だったのは、少しストレスになるんですけど、人気No.1の彼が好きならそれさえもスパイスですよきっと。
そして、本作はレビューが微妙なんですよね。
私はこの作品大好きなんですが、その理由は何となくわかる。サクサク進むので私は快適でしたし、キャラがしっかり立っていたように思います。一方で、シナリオ重視で細かいこと気になる人には向いていないかもしれません。でも、気になるキャラがいるならそれだけでもプレイしてみて欲しいです。今更プレイしたので展開が欲しくて地団駄を踏んでいるくらいには気に入っています。
■ キャラクター
キャラ数も程よいのではないでしょうか。
乙女ゲームなので男性陣が多いのはもちろんのこと、数家の女性陣と親友ちゃんもいい味が出ていました。いなくてもいいキャラというのが居なかったように思います。女の子が可愛くて優しくて、それだけで和やかな気持ちになります。
そして、キャラの二面性が大好きな人間なので、すごくワクワクしながらプレイできました。闇落ちとか大好物な方にはオススメしたい。PVで抜粋されているセリフたちが逸材過ぎるんですよね。さらに、苦手な子がいないのが一番大きい。「数家」の人たちは、それぞれ抱えているものがありましたが、それを乗り越えていく過程なんかも好きでした。
本作では捨て置けないヒロイン。寝ることが大好きな無気力少女なんですけど、人のために行動できる人で好感度高いです。女子力が溢れているわけではないんですけど、可愛らしいんですよね。女子受け良さそうだと思います。受け身じゃなくて、自分から行動を起こせるタイプでかなり好きな子になりました。
■ イラスト
初めろさんの作品。めろさんのイラストはTwitterなどでお見掛けする機会が多くて、好きだったんですがスチルのタッチや画角が本当に好きでした。
特に、立ち絵の時でも瞳がきれいなんですよね。
推しの有比くんは特に引き込まれるような紫が美しいんですよ。後半の有比くんは、強気な表情が多かったり愁いの帯びた表情だったりで、本当に全スチルが好きでした。
加えて、女性陣も可愛いんです。
ヒロインがいて欲しいスチルといて欲しくないスチルって私にはあるんですけど、その塩梅も絶妙で絶賛しまくってスチルを眺めていました。
■ 総評
雰囲気が好きだと購入してよかった。
レビューを気にして永遠に有比くんと出会えなかったかと思うと怖い。設定や展開はかなり好きでよかったし、個人的にはサクサク進められてよかったと思っています。
だた、もっと深掘りできた内容だっただけ評価されなかったのかな。シナリオが物足りないという言い分はごもっともだと思います。それでもプレイ最中、楽しいなー!と遊べたので息抜き程度にプレイしてみて欲しいです。過去作品なので、プレイ済の方が多いとは思いますが。
シンプルに楽しかったので、やってください。
とりあえずPVを三周ぐらいしてみてください。お願いします。声優陣の素敵なお芝居と、可愛い高校生のキャラたちを堪能してください。
それでは、有比くんのスチルを今一度見返してこようと思います。
ありがとうございました。