百花百狼~戦国忍法帖~ 感想
公式サイト:百花百狼 ~戦国忍法帖~ 公式サイト
こんにちは。
今回は『レッド・エンタテインメント』さんより発売されている本作をプレイしました。何回でも言いますが、普段オトメイト作品を中心にプレイしているので社風を感じられるのは楽しいです。本作はSwitch版での発売もされているようですが、今回はvita版をプレイし終えた総括です。
以下、ネタバレは控えていますが念のためご注意ください。
■ 個人感想
リンク先はガッツリネタバレしています。
黒雪(CV.下野紘)
■月下丸(CV.羽多野渉)
■ 百地蝶治郎(CV.鳥海浩輔)
■ シナリオ
甲賀の忍びとして奮闘する少女のお話。
全体を通して重くシリアス展開で、個人的には楽しくプレイできました。
逃亡生活のなかで、彼と親睦を深めた末の恋愛ですので金太郎飴感は否めませんが、好きになれるキャラがいたら十分に楽しめます。
バトエン厨だからと言うことを引いても、ストーリー的にはバットのほうがしっくりくるものの方が多かったですし、辛くなるようなものから綺麗なものまで幅広くあったと思います。
ストーリー自体は重いですが、割とサクサク進められる内容でした。追加コンテンツにアフターを期待していたので、ハピエン後の彼らを覗けなかった点が惜しいな〜と思いました。
■ キャラクター
忍びとしての実力もあり、乱世を生き抜いた猛者たちという印象を受けました。
大好きな幼馴染枠もいましたし、チャラ系(?)にはじめて魅力を感じることが出来たのが本作でした。苦手なキャラがいた、と言うよりは絶対的にバトエンのほうがいいじゃん?ってなる方がいましたね。超自論ですけど、不幸が似合うキャラが多い。
甲賀の仲間であるサブキャラたちも魅力的なんですが、なんと言っても徳川家康様ですよね。長髪で中性的なお顔立ちなのに冷酷な感じとかめちゃくちゃ攻略したいな〜〜って思ってました。
ヒロインは、甲賀の長の娘。任務経験はなく、里では大事に育てられて姫様。
個人感想でもちょこちょこ記載していましたが、ヒロインが久々に合わなかったです。忍びとしての実力があっても、精神力は16歳だなって感じです。腕の立つ攻略キャラたちばかりなので、大体守られる展開ですね。半蔵√のヒロインぐらい勇しくないと頷けないので残念な点でした。完全に好みの問題なので、本作の世界観じゃなかったら本当に誰の心にも寄り添える優しい女の子なんですが、殺雑としているので差がしっくりこなかったのでしょう!
■ イラスト
悌太さんが描かれる作品を手に取るのは、これで2回目です。
シャレマニからかなりの期間が空いて触れることとなりました。特別意識して好きだと思うことはないんですが、悌太さんの描かれる茶髪男子好きだなと気付きました。立ち絵の種類?が多くてよかったですね。
本作に欠かせないのはなんと言っても装束。マジで格好いい…(;_;)五郎さんの装束で顎に置いてる立ち絵がもうめちゃくちゃに好きで、一々微笑んでしまう。あと、筋肉質過ぎないところがよかったです。ムキムキ毛嫌いしちゃうタイプのオタクなので、黒雪の華奢な感じとかは大好きでした。
■ 総評
シリアス展開やバトエン好きな人は是非。
上記の通り、シナリオがめちゃくちゃ良い!とかではないんですけど、エンド前の愛の言葉がハピエンもバトエンもすごく良いのでプレイして聴いてみてください。
システムは未読分スキップ機能がないのが少し残念でしたね。それと、第三者目線でヒロインも立ち絵が色々と用意されているのは凝っているなと思いました。夢女的には蚊帳の外感あって最初は慣れませんでしたし、賛否両論に分かれそうではあります。
暗い雰囲気が好きな方、キャラに守られたい方、忍びの世界観に浸りたい方にはオススメできる作品です。今からですとSwitchの方がプレイしやすいですかね?追加要素の有無は調べていませんが、お時間があるときに是非プレイしてみてください。
ここまで目を通して頂きありがとうございました!