蛇香のライラ〜Trap of MUSK〜 感想

 

 

 

 

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公式サイト

蛇香のライラ ~Trap of MUSK~(Switch)

蛇香のライラ ~Allure of MUSK~(PC)

 

 

 

 

 

こんにちは。

あけましておめでとうございます

新年早々超絶暇人を極めていたので、早々に2021年初乙女ゲームを終えました。

基本三角関係が苦手なのと、Code Bぐらいが好きなので、ギリギリを責めているらしいと噂に聞くライラは少し心配していましたが、シンプルに話が面白かった。世界観に入り込めてすごく満喫できました。

 

 

以下ネタバレは控えていますが、念のためご確認ください。

 

 

 

 

 

 

 

■個別感想

 

 

 

リンク先はネタバレあります。

 

 

 

 

・ヴィンス・ルーガン(CV.谷山紀章) 

stnb5291024.hatenablog.com

 

 

・ロラン・クライデル(CV.立花慎之介

stnb5291024.hatenablog.com

 

 

・鱗皇驪(CV.興津和幸

stnb5291024.hatenablog.com

 

 

・鱗奇驪(CV.佐藤拓也

stnb5291024.hatenablog.com

 

 

・ライザール・シャナーシャ(CV.森川智之

stnb5291024.hatenablog.com

 

 

・ジェミル(CV.村瀬歩

stnb5291024.hatenablog.com

 

 

 

 

 

 

 

 

 

■シナリオ

 

 

 

 

密偵のヒロインが各国の王子たちに近付き誘惑することで発展していきます。

砂漠地域のお国柄もあって身体に身にまとう衣類が少なかったり、ヒロインは舞手だったりとPV見たらわかると思いますがとにかく妖艶で、糖度も高めです。

 

当作品は、キューピット・パラサイトと同様のライターさんです。

下ネタが得意ではないのですが、当作品は読みやすく進めやすかったです。結論は、この方ぽいというか、独特な展開だなという印象を受けました。

 

周りにプレイしている人が少なかったので、少し不安視していたこともありますが、世界観が作り込まれていたので露骨な表現や描写も違和感なく入ってきました。下ネタやギャグ的なエロじゃなくて、官能的で妖艶という言葉が一番しっくりきます。

特に、予想以上に差異がありどれも好みだったバットエンドはオススメポイントです。特にヴィンス√が初っ端なこともあって、めちゃくちゃ印象強く残っています。バトエンお探しのみなさまは是非プレイして見て欲しいです。

 

最近プレイした作品のなかではサクサク進められる作品でした。

シリアスなシーンはそれなりにあるのですが、何とかなるな~って読めちゃう部分もあるので細かい点まで気になる方は集中できないかもしれません。

 

 

そして、三角関係エンドがトリアイシリーズならではの演出でした。二人の男から求められるといった、なかなか乙女ゲームらしくない展開がすごく新鮮でした。この世界観ではすごくきれいにまとまったように感じました。他のトリアイシリーズは、まだ未プレイなのですが同じような感じでこられると地雷なのでちょっとドキドキしてます(笑)

 

 

 

 

 

 

 

■キャラクター

 

 

 

 

各国の王子たちと密偵仲間の6人が攻略キャラでした。

全体を通して大人なシンデレラストーリーという印象を持ちました。どの国の代表達も第一印象が良く、嫌味なキャラはいませんでした。攻略キャラに嫌いな人がいないときって本当にうれしい。

 

サブキャラは他作品と比べれば少なめの4人。

サブに気を取られるときって高確率でしんどい思いをするので少な目は助かります(笑)今回のサブは一貫したキャラポジションだった気がします。

店主様の声帯がテレビで聞くお声だったので、存在感がすごかった点は注目していただきたいです。

 

そして、ヒロインのシリーン。

密偵として男性の悪い部分を見てきたにも関わらず経験はなく何だかんだ純粋な子でした。キャラ設定的になんで純粋でいられるんだろう??ってなることもありましたが、頭のいい子なので特別イラっとすることはなく、私としては可愛くて好きでした。

 

 

 

 

 

 

■イラスト

 

 

幻奏喫茶アンシャンテや、キューピット・パラサイトなどの作品のイラストも担当されているユウヤさんです。

ユウヤさんのイラストは、白髪細身男子が個人的に好きなので白髪率が高くて本当に立ち絵から幸せでした。

そして、何よりヒロインや衣装が可愛い。

 

他作品と比べても熱っぽい表情や密着率がかなり高かったです…!肉体美を眺める機会が多かった気がします。その点は少し苦手分野ではあるんですが、世界観に馴染めてプレイできたので、その点も目で楽しめました。

三角関係エンドでの2人から取り合いされる様子もスチルは、かなり刺激的で官能的でした。

 

 

 

 

 

 

■総評

 

 

 

 

 

はじめてのトリアイシリーズでした。

 

絶妙な非現実性がおもしろくて、ぶっ通しでプレイできました。エロは苦手ですが、官能的というのはこれまでやった乙女ゲームとは違って楽しめました。

シンプルに中堅以上の声優さんが大半を占めているので、声色といった面でもちゃんと恋できました(?)その点危惧する必要なく楽しめると思います。

 

テーマが【官能的】であり、腹を探り合うようなシーンが多いので、想いを伝えてからが本番という描写が面白かったです。どんな作品も恋をしてからが一番楽しい。

ただ、身分差や依頼されている仕事という建前がそれなりにあって、ヒロインが上手いこと籠絡できるのか、それともヒロインが籠絡されてしますのか、という点も刺激的でした。

 

 

他のトリアイシリーズの取り合いはどういうニュアンスになるのか、すごく気になるので今年中にもプレイしてみたいです。

 

ありがとうございました。