終遠ヴィルシュ リュカ√

 

 

 

 

 

※ネタバレ有り

 

 

 

 

 

 

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リュカ・プルースト(CV.平川大輔) 

 

見た目を裏切らない幸薄体質でした・・・つら。

先生と生徒という関係があまり得意ではないのですが、学園モノではないのでちゃんと恋愛楽しめてひとまずほっとしてます。

 

 

 

共通の時点でずーっと穏やかなのに、イヴの命を吹き返すための強力な力を持っていたりと底が見えないけどヒロインにはどこまでも優しいという印象が揺らぐことなく信頼できました。

っていう、印象を確立させてからの裏切り発覚!がまーじで痺れる。さすが終ヴィル。

 

ブローは妹を人質に取られたリュカ先生。

 

ブローがリライバーだけ攻撃する特性にもちゃんと意味があって、ヒロインを見て躊躇ったり、教え子コンビには手を緩めたりとか全部繋がってて怖い。

 

 

リュカ先生がブローだとバレた時、開き直って論理的に説明されたときはゾッとしたし、「これから私が死ぬまで……。ずっと一緒ですよ、私の天使」はさすがにバトエン迎えたでしょってフローチャートみたらかなり序盤で終ヴィル怖いよ~

 

何とも言えない一目惚れエピソードを打ち明けられて、個人的に大丈夫かと不安になりましたが、ナディアに対しての言動も踏まえて、もっと好きになったのだと口にしてくれたので全わたしが許しました(早)

 

 

 

 

浄化=殺害が進んでいくにしたがって自我が乱れていくリュカ先生を見ているのはつらかったけど、全ての元凶はカプシーヌで、本当は殺したくないと苦しみ命をすり減らしている痛々しさは今年プレイした乙女ゲームの中でも断トツでした。

 

リュカ先生は本当に救われない男だった。

妹のために何もできない自分でいたくなかったが故の選択が結果として自分のことも妹の事も、ひいてはヒロインのことも不幸にしてしまう結末をどっちにしろ引き寄せてしまう先生…………………

何度も妹を生きたまま殺されて精神をすり減らされて、頑張ることが出来なかったと吐露して苦しんでいるリュカ先生は個人的な趣向としてはめちゃくちゃ楽しかったです。不憫すぎるけど……ほぼ乙女ゲームじゃなくね?ってなるレベル。

 

 

殺したくないのに、どうしても抗えなくて凄まじい数を殺してしまう先生。

さらに、ナディアを奪われ、ヒロインを失って、もうただ屍のように寿命を骨となったヒロインと共にいることを選ぶのが絶望エンドすぎる…………

限定盤小冊子のSSを読んだら余計に辛くなりました。痺れる!!!

 

 

まじで趣向がアレなので大きな声では言えませんけど、カプシーヌ先生の花嫁Endください(あ)

 

 

それはさておき、リュカ先生の救済エンドはまさしく【救済】でした………

取り返しのつかないところまでしっかり一緒で、ナディアを本当の意味で取り返せるか、ヒロインの温盛を傍に寿命を全うできるか…………

乙女ゲーム???????ってなる。

読み物としてはすごく満足できるけど、推してる方的にはどうなんだろう

 

 

 

リュカ先生とナディア、そしてヒロインとで幸せな未来がありますように。