キューピット・パラサイト ラウル√

 

 

 

 

※ネタバレ有り

 

 

 

 

f:id:stnb5291024:20200901154142j:image

ラウル・アコニット(CV.八代拓

シリウッド俳優であり、趣味パラサイト。

 

純粋だと思ってたんだけど、芸能界に呑まれてて女性経験だけは豊富だけど恋愛経験はないってちぐはぐな感じがラウル√の最大の魅力でした。そして、驚異の身体の関係からはじまる乙女ゲーム。まじで過程を大事にして欲しい勢からするとマジか!?ってなったんだけど、女性経験豊富だけど恋愛経験ないラウルだから成立していたお話でした。まあガード堅い女の子が好きなだけです()

 

 

 

恋愛映画の演技がうまくいかず、研修のために恋心を知ろうと事務的な関係性からスタートするのですが、恋愛成就率の高いヒロインにマネが目を付け恋愛の先生として傍にいることになります。

そんな中で、先に書いたプレイボーイ的に一面を見た挙句流されて、身体の関係を一度持ってしまうんですが、これを得て尚「快楽が強すぎるのでダメ」と先生としてラウルに接するヒロインはやっぱり慈悲深い神様ならではの価値観だな~と。

 

よくいる人間の女の子らしくない反応がラウル的に気になる要素になるのがテンプレな男の子感が世界観的にはちょっと新鮮でした。

 

 

 

順調に仲を深めていくのですが、そんな中神話討論会に行くことになります。

本物の神ならでは着眼点より討論会メンバーからも絶賛され是非語り合おう!と誘われまくるヒロインに対して、妬くラウルがかわいい。初めての感情に振り回される男の子は総じて可愛い。

そんな独占欲の末、もう一回ヒロインを求めるんですが最初の快楽だけの関係とはお互いにちょっと変化があって、恥ずかしいなって気持ちが芽生えるわけで、その些細な変化がときめいた。純粋じゃなのに純粋な過程……。

 

 

 

 

恋愛過程はかなり丁寧で、ちゃんと乙女ゲームしてたんですけど、後半は安定にコメディファンタジーでした(笑)

遺跡探索はワクワク出来たんですけど、パンクラチオンで獣を倒したり、謎の仕掛けに振り回されたりして置いてけぼり感は否めなかった!楽しかったですけどね!?ベース重いストーリー好きなので、深刻に考えてしまうんだけど、何度も言いますがこのゲームはギャグ。 

 

 ラウルがアレキサンダーの生まれ変わりであったり、キューピットが代替わり制なので当人の知らない逸話がたくさんあるだとか、ファンタジー的要素は十分に楽しめた一方で、恋愛過程~~!!って気持ちのまま事態が収束していった(笑)

 

 

 

 

ラウルは、ヒロインが神だと知っても態度を変えなかったように、「君と一緒に生きられるなら、君が何になったっていいんだ」と屈託のない笑顔を見せてくれるので、最後の最後に満点のセリフとスチルをくれたので総合的に満足できました。

 

シェルビー√に趣味友として没頭するエンドがあったのでそもそも相性がいいように思いました。