Un:BIRTHDAY SONG~愛を唄う死神~ 静流√

 

 

 

※ ネタバレ有り

 

 

 

 

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早坂静流(CV.KENN)

憂いのある表情が気になっていた彼は、今作の唯一の人間。ヒロインがずっと思いを寄せていた人気のある男の子。

共通√では、静流くんに思いを伝えるために各ルートで奮闘していたので、結構学生恋愛楽しめたなと思います。静流くんも満更でもない様子で登下校を一緒にしたり、過保護なほどに心配してくれたりかなり思わせぶり。なのに!ゼンとリッカの√では振られるんですよ?ちょっと意味わからないです()ゼン√では、振った翌日から行方不明。リッカ√では、急に死神たちに冷たくなり、彼ら死神なんでしょ?発言からの行方不明。亡霊なの?

 

 

そんなことがあったので、静流くんから告白オッケーもらえたときやっと正規ルートか、と思いました。しかも、付き合った途端って訳でもないですが、結構積極的で…。お試しでも良いから付き合ってみない?と提示するくせにクラスメイトに惚気たり、甘えた表情を見せたりするんですね。ヒロイン目線だと普通にキュンとするんですけど、私が苦手な距離の詰め方で…キツかった。顔とのギャップが残念。

 

 

この√では静流くんとソラの関係性が鍵になります。他√で、「絶対、守るから。」とソラと静流くんが同じように口にするのがずっと気になっていたんですけど、二人とも同じようにヒロインが大事ってことだよね。静流くんがそんなに重く想う理由がまた切なかった…!!

幼少期から病弱で病院暮らしの最中、周囲から避けられていた男の子が出会った女の子。そりゃあねえ?その頃からひたむきに彼女が好きで、それこそエピローグでお兄ちゃんが言っていたように話かけるだけで手が震えるほど。純愛すぎた( ;  ; )ドストレートな表現が苦手とか言ってごめんね。(苦手は変わらないけど)

 

そして、避けられる原因となる死神の唄的要素。最終的に、ちょこっとストーリーに関連性を持たせてはいるんだけど、もっと掘り下げて欲しいなと思いましたね。

 

 

 

各√で空人くんを思い出すシーンがありますが、何度やっても一番好き。そして、成仏するシーンは総じて泣いた(T ^ T) 血の繋がらない義理の妹のことをこんっなにも大切にしてくれるのヤバすぎ…!!!!これはソラ√でもっと言及したいのでひとまず。

 

 

 

ソラくんを失ったら必然的に静流くんにも終わりが近づく。と言うか、何回も思うけど一緒のタイミングで死なせてよ?!急に私の死はなくなりました〜変わりに〜〜が多い!!つらい!!!

 

最後のクリスマスイブのデートも切ない。死ぬことを意識しながら、わたしも静流くんも涙を堪えられない状況が鬼畜。

「もしも君のために歌を唄うことができるなら、その時は抱えきれない愛を込めて唄いたい」

この台詞は絶対エンドに大事になってくるんだろうなと思ってたけど、やっぱり唄はキーになりましたね。最終的に、最期を看取りにきた死神静流くんにピッタリな台詞であり、一時眠らせるために唄うのもまた愛なんだろうなあ……。静流くんメインゲームだなあ。

 

転生エンドは、唯一の人間である静流くんこそ欲しかったんですけどね!!

冥府に行った後の、ふたりが何となく納得出来なくて…なあーー!!リバソンの時は、死ぬこともなく永遠に幸せになって欲しいと思ったんだけど、元が人間であったからかな〜〜〜死のタイムリミットがある中で生きることもまた美しいなと思いはじめてた自分がいるから、未練を思い出せないは悲しいね。

 

afterは死神になった静流くんの長い長い日々を見られて、少しだけ心が楽になりました。アンリくんが天才的に素敵で攻略したかった(?)ヒロインを見送って、成仏して次の人生で出会えるこういうエンドを待ってた…とスッキリ出来ました。

 

 

そして!!

待ちに待った空人くんです。おにいちゃん!!!行ってきます( ;  ; )(?)

 

 

 

 

20.0213