Un:BIRTHDAY SONG~愛を唄う死神~ ソラ√

※ ネタバレ有り

ソラ（CV.広瀬裕也）

今作の圧倒的推しです。プレイ前情報一切入れずにスタートしたので、謎キャラが出てきてわくわくしてたのがすでに懐かしいです。愛すべきお兄ちゃん……ソラくん含め家族関係でめちゃくちゃ泣いた。

そもそも、ソラくんはヒロインの義理の兄であり、幼い頃の交通事故でわたしを守って命を落としたって言う重過ぎる設定。しかも、ヒロインは心の自衛のためにそれを忘れてしまっている…………重ッッ！！！そんなことを気にも留めず、ただひたすらに彼女に幸せを守ることだけを考えて死んで尚守ってくれようとしてくれている……(T ^ T)

各√でも随所でリッカとゼンを始末しようと動くんだけど、全部ヒロインに幸せに生きて欲しいと望むが故の行動。＂死神の強さは未練の強さ＂って言われてて、それを示すようにめちゃくちゃ強いんだよ。重い愛が全然嫌じゃないんだよなあーーーー！！！ほんっと！！

ソラくんが成仏するときは必ず「私は大丈夫だから！もうひとりでも大丈夫！」意思を示すんだけど、嬉しそうだけどすっごく悲しそうに微笑んでるのが分かる……未練がなくなる瞬間ですらめちゃくちゃ切ない！！！！！

バトエンでもソラくんが関わることが多くて、「死神にも、運命にも。誰にも奪わせない」

って言葉通りに真っ直ぐ、生きて幸せになって欲しいって思いが強いんだよね。めちゃくちゃ好きな台詞。特定の彼と一緒にいる時間は物理的に終わってしまうけど、バッドエンドではないと思う。（暴論）結局ソラくんの力がないと幸せを掴めないってことがバトエンでは無理矢理正論になるのは個人的にメリバっぽくて好きです。

もう一つ、「嫌なことは忘れよう。苦しむ必要はない。忘れてしまうんだ。それで君が救われるのなら、俺は、何も望まないよ」はソラくんの人生って感じしてしんどい。

まだお兄ちゃんと認識していない段階で、漠然と懐かしいと思えるヒロインもお兄ちゃんを愛していたんだなと思える切ないけど良い場面なんだよ、、、バトエン嫌いな人も絶対回収してください。

本編にまだ触れてなかったので、改めて。

エピローグがまず天才。ソラの想いが淡々と告げられるんだけど、「この想いが恋だったのか分からない」からの「出来ることなら、君と恋がしてみたかった」に到達するんだよ。お兄ちゃんではあるにしろ、義理の兄ですからね？！

ソラ√は超絶短いんですけど、それでも十分な満たされる内容でした。まず初っ端、ココロちゃんが死神主人として現れるのにちょっと嬉しくなりました。でも死神主人ってことはナミ√なのかな？それはちょっと不服です（やめな）成長がみえて微笑ましくなりました。

転生を掴み取るためにココロちゃんより与えられた機会は、ヒロインと先輩後輩の関係性。空人くんは記憶をすべて持ったままだから、時折見せる言動が切ない……。景観を保護してる（？）過程で100年程経過したような描写があったんですけど、そんなに長過ぎる時間をヒロインのことだけを想って真っ白な空間で耐え続けたの凄すぎん？？？愛の力……(T ^ T)

空人くんとの兄妹のような心地よい関係のままかと思えば、告白されている場面を見かけてしまったことでヒロインが恋心を意識し始めるんだけど。すっごくヨルくんを連想させて２倍でしんどい！！！！！

ハピエンは２がめちゃくちゃ好みでした。が！！トラック！！もうめちゃくちゃ怖いから。攻略見ながらしてたのでハピエンだとわかってるのに間違ったのかと思いました。

でも、その守ってくれようとする行動が故に完全に前世の記憶を思い出すのがよかった。空人くんもきっと払拭できたと思います。今まで幸せを守ってくれていたお兄ちゃんに「これからは私が幸せにしてあげる」って伝えてあげられるヒロイン良い子！！！！！！その言葉伝えるの大事。これで本当に「君をひとりにはしない」を現実にできるんだよ。お兄ちゃんが大好き！に全部の感情が込められてるのいいなあ………。

バトエンはもう完全に空人くんの過去のトラウマだし、ヨルを彷彿させてしまう。俺が側にいることが彼女から幸せを遠ざけているだと思い消滅することを願うのはマジのバトエンだなって。ソラくんが罪を重ねてるのも分かってるけど、空人くんには一番に幸せになって欲しい。

afterも超短編ではあったけど、表情も声色もめちゃくちゃかわいい。兄妹でない家族のカタチを約束してくれる空人くん完璧。これからも、ずっと側にいてね(T . T)♡♡

20.0215