大正×対称アリス all in one 白雪√

 

 

 

 

※ネタバレ有り

 

 

 

 

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白雪(CV.蒼井翔太

 

episode3から急に難しくなって頭使いました。

白雪くんは本当に顔がきれいで、頑なに食事をしないを通し続けているのもあって人間味のない子だったので真相にグッと迫った√にもなっていました。

 

 

白雪くんとの出会いは、ヒロインの一目惚れで彼に会うために夜家を抜け出して湖へ逢瀬しに通うようになります。

好意を持ってもらえるように、あれよあれよと手を尽くして奮闘していました。表情に出ないのですが、実はヒロインに関心があって少しずつ心を寄せている、といった描写があって人間付き合い初心者な感じがひたすらに可愛かったです。

 

 

順調に距離を詰めている最中にも、事件(?)は勃発します。

白雪くんの母に出会い、お姫様のような風貌をすごく気に入られるのですが、母からもらったアップルパイが腐っていたり、髪飾りが蛾になっていたなどと不穏なことが立て続けに起きるようになります。白雪くんの母親も、白雪くんに対して急に冷たくなったり、ヒロインこそが娘だと言いだしたりと、世界そのものに異変が発生し始めていました。

 

 

異変に気付いたヒロインは、何かを知っている風だった白雪くんのもとへと足を運びます。

そこで、白雪くんは外の世界から隔離されて育てられており、仕事で疲弊していった母親は徐々に優しかった頃から変化していった過去がありました。さらに、母親は家で死体と化しており訳の分からないままにその死体とずっと暮らしていた白雪くん。

そんな時に、猟師さんに出会い仲良くなったわけですが、やっぱり現実には耐えられなくて腐ったアップルパイを食べてから、眠りについてしまったとのことでした。

 

つまり、「何もかも俺の記憶で作られた世界……」であり、白雪くんにとって都合のいい夢を見続けていたわけであって、綺麗なものだけを見続けたくて、母の王子様でいられる夢の中ということでした。

 

そんな夢の中なのに、ヒロインはその夢の中でもイレギュラーな存在だったというわけでした。

 

 

 

最後は、童話のように王子であるヒロインからのキスで目を覚まします。

白雪くんは、夢の中であったとしても恋をして救ってくれた存在なので、「俺は夢から覚めても君の傍にいて、君のことを好きになるよ」の告白はすごくロマンティックですよね。一方で、ヒロインは夢の中での出来事をどこまで認知しているのか、その限度によっては彼らの恋の行方は不安定でもありますよね…。

 

それを早急にアリス√で解決(?)してくれたので、これこそ素敵な御伽話と納得できました。

 

 

虚構の恋心がこれからどう真実になっていくのかが、気になる終わり方でした。

 

 

今回バットエンドでは、魔法使いさんが超匂わせしてきました。

「王子様を救えなかった場合には何度でも何度でもやり直してもらうしかない」

これまでのヒロインは、毎回毎回記憶をなくして(死んで)みんなを救い続けてきた同一人物ということなんでしょうか?いよいよ真相…という展開ですね。