JACK JEANNE 織巻寿々√
※ネタバレあり
織巻寿々(CV.内田雄馬)
とにかく真っ直ぐで元気キャラだと勝手に思い込んでたスズくん。
キャラブレもなく第一印象から特に大きな違いはないんですが、等身大の高校生というか人並みに悩んで葛藤して一年かけて成長していてその変化が絶妙でした。
ズカズカと土足で入ってきて救い上げてくれるタイプとは少し違って、ちょっと繊細な部分かな………って場面に、ワンクッション置いてくれるのがときめく。
好青年の印象のまま高校生らしい葛藤が絶妙でなんかめちゃくちゃかわいい………高校生キラキラしてる………
寿々くんは初っ端、新人公演でダブル主演だったこともあって、一緒に稽古するのが当然という空気感のまま攻略を突き進めていけたので、自分の感情的にもスムーズに進められました。
寿々くんもユニヴェールに入学できる実力を兼ね備えているのもあって、真面目でちゃんと考えて悩んで行動できるという点においてはいい意味でのギャップでした。各ルートでも寿々くんは華があって、主役になるべきして生まれてきた人間って言われてるのが分かる。
終始和やかで爽やかさ全開の寿々√でしたが、秋・冬公演とスズくんはいろんな課題で悩んでた!!!!このいろんな葛藤が悶絶するほどよかった。寿々√楽しい(;;)ってしんでた。
「オレ、お前のいい友達になれないかもしれない。」
この心躍るワードに何度もときめきを貰いました。薄っすら女の子なんじゃないかって思ったら絶対ぶつけてくるでしょ!?って思ってたのに葛藤してる……………!!????そんな感じでくるの?(死)
「ごめん、ごめん……。いい友達でいたかったんだ。なのに、ごめん……」
遂にくるよね!ってところでもまた自己完結してる寿々くん罪深い!!!!この、ごめんごめんって誤ってるところ保護欲掻き立てられて好き。弱い男だいすき()
「オレの隣は、いつだってお前がいいんだ……。」
「オレの夢には……。お前が必要なんだ……。」
弱いところをめちゃくちゃ見せてくれるし、私からしたら告白同様なのに肝心なことは心の内に秘めてる感じが心臓に突き刺さる……。これ文字起こししてるだけでも、ぎゅんっってくる(語彙)
女の子だと確信して、ヒロインの在学が揺らぐときの必死な寿々くんに心が泣いた。
お前が泣いてるときに何もしてやれなかったってことが、寿々くんの心に突き刺さってて例えばFDが出た時にこういう点が寿々くんの真っ直ぐな意思を捻じ曲げる要因になったらエッモ……ってところまで想像して楽しかった(?)
役の気持ちと一緒に自分自身の気持ちもどんどん大きくなってコントロールできなくなっている寿々くんマジ高校1年生。
「お前が女だって秘密を隠すより、オレの秘密を隠すほうが難しかったんだよ。」
「それが、シシアだけじゃなくて、お前にも伝わるかもしれない。ごめん。」
「でも、シシアだけでいいから……受けとめてほしいんだ。」
匂わせの台詞回しが天才。直接的なことは言わなくてもとにかく大好きってことが伝わってくる………。
バレンタインだって、敢えてストレートにはぶつけずに「来年も同じ日に甘いもん欲しい。」ハ~~~~!?!?(キレた)
最終公演の演出も過程もベタだけど、一番寿々くんが似合う展開!!!
怪我のことも演技のことも、鳳くんでも認めざるを得ない主役属性・・・まぶしい。
告白もなんかめちゃくちゃズルくて王道。
最終公演でやったことをなぞって、同じように応答する・・・歌劇の乙女ゲームやってんな!!!!って気持ちになりました。初手から最高潮のスタートでしんど。
寿々くんはどの√でもペアを組むのが目標!みたいな姿勢でいてくれて、恋愛感情云々の前に人としてヒロインのこと好きなんだな~~~!!!!って思わせてくれるところがすきでした。
絶対に違うだろうな~って思ってたのに結構思慮深くて、小さなことの積み重ねで落とされました。
新しいジャックとジャンヌの誕生!激強√でした。