OZUMAFIA!!-vivace- 感想
公式サイト
Nintendo Switch＆PS Vita 童話×マフィア×乙女ADV『OZMAFIA!!-vivace-』公式サイト
こんにちは！
【童謡×マフィア】がコンセプトの当作品。
私のプレイ順で行くと、マフィアとカテゴライズズされるものはピオフィの存在がデカすぎて重々しいのかと臨んでいましたが、マフィアの殺伐さはほぼないに等しいので、気楽にできる作品です。
恋愛過程を楽しむという点は乙女ゲームでしたが、割とちゃんと恋できたな！って思うことが少なかった気もします（笑）
以下ネタバレは控えていますが、念のためご注意ください。
■個別感想
リンク先はネタバレ有り。
・カラミア（CV.新垣樽助）
・キリエ（CV.興津和幸）
・アクセル（CV.梯篤司）
・スカーレット（CV.市来光弘）
・シーザー（CV.桐本拓哉）
・パシェ（CV.藤井京子）
・ロビン・フッド（CV.藤波聡）
・ソウ（CV.井口祐一）
■シナリオ
記憶を失くしたヒロインがマフィアたちに引き取られ、一緒に過ごす中で物語が展開していきます。
【童話】がモチーフなだけあって、各々が特徴的でした。
とにかく選択肢が多く、攻略キャラ多っ！って印象。
がっつり恋愛したのは、オズファミリーの３人でサブ攻略キャラたちとは匂わせ恋愛（？）を満喫できました。
オズファミリーの三人は、乗り換え√（三角関係）というものが設けられていて、結構な確率で地雷かもしれないから気を付けてねと言われていた意味が分かりました。もちろん、言葉選びや展開は様々なので好きなものもありましたが、私はもやっと感じてしまうことが多かったので、まだプレイしていない方はくれぐれも気をつけてください…！
プレイ過程では、シナリオに抜けがあるような飛んだかなと思う点もありましたが、真相は結構伏線も張られていておもしろかったです。
率直に言ってしまうとスッキリ出来る終わり方とは少し違いましたが（笑）
■キャラクター
オズファミリーの３人に、他７√（オズよりは短め）なので、多種多様でボリュームもそれなりにありました。
恋愛過程は、ヒロインの記憶喪失が故の埋めたい衝動なのか性格なのか、自分からぐいぐい行ける子なので、そこから心を通わせていく展開でした。
いいな～と思っていた人に地雷があったり、なんでこうなる？ってキャラもそれなりにいて、シナリオ面とか些細な行動が気になる方は辞めておいた方がいいかもしれない（笑）
サブキャラはオズはもちろん、他組織７√分の周りの子たちなので、とにかく人数多かったです。
パッと写真見せられても応えられるか自信がない（笑）とにかく個性豊かな物語の登場人物たちという印象。
そして、ヒロインのフーカ。
率直に言うと苦手分野の女の子。
人の都合は気にせず、踏み込んでいけるからこそ人を救えるという点もあります。
が！乗り換え√ですっごく感じたんですけど、あまりにもその時の感情に真っ直ぐすぎる。周りに顔のいい男たちが多いという点を踏まえても、納得しきれない行動が多くて………。鈍感お転婆娘というのが適切かな～。
人の感情を察するということが出来ないので、ほとんどの乙女ゲームユーザーは好ましくないと断言出来てしまうのが哀しい。
■イラスト
安定・最高のさといさん。
他作品と比べるとふわふわとした水彩画っぽいタッチだった気がします。不可思議な街という点も踏まえて、境界があいまいというかディアラバとかニルアドとかとは雰囲気が違いました。
これまでも、さといさんが関わっている作品をプレイしてきましたが、女の子よりの可愛い童顔の男の子の絵が個人的にめちゃくちゃ好きです。
スカーレットくんのスチルがとにかく良かったので是非！
ネットに転がってい描きおろし類もすっごくきれいなので検索してみてください。
■総評
はじめてプレイするゲーム会社でした。
左ジョイコンでも選択できるのはオトメイトにはない点で、超絶プレイしやすかったです。
マフィアとカテゴライズされているのに超絶平和。
さといさんが関わっているものの中では、特に平和だった印象です。殺伐とした雰囲気や、暗い物語が苦手な方にはオススメです。
実際キリエ一人勝ちゲームでした（主観過ぎる）
物語自体はおもしろかったのですが、わたしは刺さるキャラが少なすぎた。
告白台詞はちゃんと良かったです。やっぱり乙女ゲームしてて一番楽しいところなので、その点に関しては大満足しています。
皆様も地雷に気を付けながら本作品をプレイしてください！
