Un:BIRTHDAY SONG~愛を唄う死神~ 感想
https://honeybee-cd.com/un_birth.html
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こんにちは。
死神彼氏シリーズフルコンプしました。リバソンに引き続きアバソンも楽しめました。何度も思うけどオトメイトやハニビそれぞれの会社の色みたいなのが違っていて面白いですね。
以下にバースデーシナリオについて明記もしております。ネタバレ有ります。
■ ゼン（CV.日野聡）
【BD】ゼン√は本当に幸せですね？！そして甘いなあ…。つい忘れてしまうけど、目の見えない人生だったから両親の顔も分からないと言われてハッとしました。それでも、ちゃんと愛されてて軌跡を辿るのいいなと思いました。
■リッカ（CV.立花慎之介）
【BD】夢からの導入も辛過ぎる……(T ^ T)一応転生エンドの方ではあるのが救い。静流くんとリッカさんの＂約束の違い＂がすごく印象に残りました。世間体や、ヒロインの心情が愛だけじゃだめなのかな…って悲しくなったけど、リッカが前向きに考えられる終わりで心底安心しました。
■ 早坂静流（CV.KENN）
【BD】ヒロインに見せる表情は大人っぽいけど、些細なことであんなに喜んでる姿はずっと子どもらしい。話せただけで震えるほど嬉しい…純情すぎる……そのままでいて（）ソラくんからのバースデーソングはソラBD√を見てからだと余計にグッときました。
■ ソラ（CV.広瀬裕也）
【BD】お兄ちゃんの幼少期、何不自由ない生活だからこその寂しさが辛い。そんな中で新しい家族が送ってくれたバースデーソングを、その喜びを、似たようにひとりぼっちの静流に歌ってあげるのがめちゃくちゃお兄ちゃん。次があるなら一緒に祝いたい。空人くんの誕生日を一緒に幸せに笑いあいたい。
■ シナリオ
全体を通してアバソン以上にサクサク進められました。死神彼氏シリーズの番外編扱いみたいなので納得のボリュームでした。
シリアス展開も、幸せ展開もアバソンよりキツくなかったな〜〜という感想。コードはこっちの方が高いので愛し合ったんですね、って分かる感じではありましたが全体的にあっさり味。楽しかったですけどね！？
生死を扱う作品ということで、ヒロインに余命を言い渡されるんですけど、結論死なないのでそこはパンチが弱かった。冥府の設定がちょっと甘い！設定にこだわらないタイプですけど、リバソンからプレイしてたのでちょっとね。
リバソンプレイしてなくても楽しめますが、見たことのある交差点で去年ここで先輩が亡くなった…とヒロインが言っていたり、死神主人が出てきたりしたのは楽しかったですね。今頃実習中なんだ、とか思いながらだったので。
■ キャラクター
キャラ数はかなり少ないですけど、引っ込み思案なヒロインの周囲が形成する世界って感じで好きでした。
各々やっぱり抱えているものが過去にあるんですけど、リバソンと比べると何というか弱いかな？単純にタイプがいなかったのもありますけど、結構地雷踏まれてるユーザーが多い印象もあります。お気をつけていってらっしゃいませ。
ヒロインはかなり好きな感じでした。引っ込み思案な人見知りではあるんですけど、人に寄り添える頭のいい子でした。実は、活発な女の子っていう事故前の自分が垣間見える瞬間が好きでした。死神たちにずっと敬語＋さん付けなのはかなり好きでした。
■ イラスト
安定のさといさん。そして、スチルがやっぱり少ない。立ち絵は毎度のことながら素敵で…！空人くんとリッカさんの困り顔が好き過ぎるので、もっと困らせたくなりました（性癖）
最後のキスは、どのキャラも切ないんだけど、キスの仕方に性格が表れてて好きでした。
■総評
リバソンほどハマらなかったんですけど、お兄ちゃんと転生して恋できるのはめちゃくちゃ嬉しかったです…！こういう切な過ぎる兄弟恋愛求めてました。
シナリオゴリ押し作品ではないんですけど、気になる彼がいたら是非プレイして欲しいです。アバソンが気になるなら、初めのリバソンから是非お願いします。
毎日が流れるように過ぎているので、私にはグッとくるものもありました。後悔しないように生きたいなとは思えました。私にも最後の唄を歌ってくれる心優しい死神が迎えにきてくれたらいいなあ、と心が穏やかになる物語でした。
ソラくんに幸せな人生が訪れますように。
それでは。
