CLOCK ZERO〜終焉の一秒〜Devote 終夜√

 

 

 

※ ネタバレ有り

 

 

不思議ちゃんで、うっかり忘れがちになるけど後輩枠男の子。CV.石田彰と言うだけで私的ポイント高い。いよいよ終盤、謎多きミステリアス系はかなり期待しています。

 

 

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時田終夜/哲学者(CV.石田彰

小学生時代から、大人びた謎言動で周囲に馴染めない面があるんですけど、賢すぎる天然って感じだと思う。他者を特別嫌うとかもなくて、結構穏やかな時間を過ごせてるんじゃないかな。褒められたときに、「そうだろう、そうだろう!」と喜ぶのかわいい。こう言う一面を見ると後輩だ〜よしよしと思ってしまう。
からのギャップよ?ピンク色の秋桜花言葉は「乙女の純潔」であり、小学生時代にぴったりだから、この伏線後々くるかな〜〜花言葉系大好きだから期待してます。この花に誓った、酷な運命がこれから待ち受けてるんだよね…。


かくれんぼで先生に見つかったときにヒヤヒヤしたけど、あくまでもこの時は先生ね。


終夜は生まれた頃から、"目的のため"としてこっちの世界に来ていることをわかっていて、それこそ忌み嫌われるほどに頭が良かった。これはびっくりしたし、絵の西暦がちょっとした伏線でしたね。年上だったんだねまったく疑ってなかった。終夜は今までの√でも、害だけは加えることをしなかったという点では一貫してますね。

 

 


壊れた世界に来てから、唯一小学生時代の特別補習を経験したひとりとして記憶があったのはかなり大きい。やっぱり、果てしなく近い存在と目の前にいる彼はイコールじゃないことを今までで学んでたから余計に。そして、言葉通り約束通りに、有心会から守ろうとしてくれてるのが嬉しい。


カリスマ性なのか頭がいいからなのか、物事を思うように進められる才は近くにいて安心する。その一方で、記憶の混濁なのか喪失なのかは分からないけど、ちぐはぐになってきているのが怖い。本人も失うのが怖いなかでも、誓いだけは忘れないようにしてくれてるのがわかって苦しい。お互い苦しいはずなのに、ヒロインが「私が覚えている」と言えるのがいい。 

 


終夜√は予想通り重いし言葉が難しい。そして、終夜だけがもっていた共通の記憶がやっぱり薄れていってきている。それだけじゃなくて、心を失うことになるかもしれないとまで深刻化している。そんな中でも、身を挺してヒロインを寅之助から守るし、そんな様子を見て寅之助も楓も感化される。なんだかんだ、仲間意識っていう面を見られたのはこのエンドだけな気がする。

 

「記憶が抜け落ちても、この世界への認識が乱れても、そなたを愛しく思う気持ちだけはいつも覚えておった」が特に好きなセリフで刺さりまくった。

 

 

現代エンド

これが最強のエンドじゃない?終夜だけは過ごしたすべての時間を共有している。ただ、記憶の保持はお互いに難しい点があるから、「私の記憶はそなたが、そなたの記憶は私が補おう。ずっと、永遠に。記憶を分かち合おう」はプロポーズとしては至高すぎん?からのガチ照れしている終夜は、本当に愛する人を見つけられたんだなって心底安心できた。良かった。

 

  • after

ふたりだけが共有している想い出を見るように、楓も一緒にいるの嬉し過ぎて泣いた。愛をひとりひとりに届けるのも終夜らしくて、終夜√は特別補習組が仲睦まじくて、事故に合わない時空として完成されてる世界だと思える。

"明けない夜はない"それこそ、終夜という名の意味にぴったりな終わり方でとにかく綺麗だった。

 

 

壊れた世界エンド

ヒロインが現代に帰ることを諦めたのじゃなくて、捨てたと明確に明記されたのは終夜√がはじめてな気がする(多分)記憶がなくなることで幸せになっていくパターンが多かった分、攻略キャラが失うのは結構こっちがしんどい。

それこそ織姫と彦星のような、客観的に見れば悲しくても想いがあれば…のようなエンド。結果的にバトエンのようにならないとは言い切れないし、終夜√はこっちは最前ではないんじゃないかな。

 

  • after

織姫と彦星のような関係性を、終夜が耐えられないと言ってくれるのが嬉しい。そして、"明けない夜はない"の通りに想い出を共有できる。これafterなかったら本当に辛すぎるエンドだったから、あってよかった本当に!!!

 

 

ナデシコの花を贈るのは涙腺刺激されました。花を贈ることが終夜√らしさでもあると思います。

特別補習組が揃えば…本当になんでも出来そうな気がする。みんなが一緒にいるだけで泣きそうになる。神賀先生が、また不穏なことを口にしていましたね。ヒロインは近似の存在は別物と捉えているけど、キングは違う気がする。うん……愛が重いね……。

 

いよいよ、ラストです。終わるの悲しいけど、真相を突き止めるためにも鷹斗攻略しに行きます。