CLOCK ZERO〜終焉の一秒〜Devote 鷹斗√
※ネタバレ有り
鷹斗もムードメーカーですが、リーダー気質。唯一協調性ある子ですね。わたしは幼馴染恋愛大好き人間だから正直ふたりな間に入ってくるのは嫌でした…ごめんね。君のせいで理一郎が苦しんだんだから()
海棠鷹斗/キング(CV.浪川大輔)
小学生時代の鷹斗は好きなタイプじゃないんだけど、現実にそばにいたら絶対惚れてるなーとは思う。頭もよくて視野が広くて、幼馴染とは違うタイプだもんね。鷹斗も仲良くしていて理一郎がムッとしてるからほっとけない…ごめんね鷹斗√なのに……。
鷹斗=神賀先生って言うのは、初っ端から分かっていたし、話してくれた好きな人の話も絶対"今後のわたし"なんだろうなと確信を持っていました。円√で吐露するのは早くてびっくりした。どの√でもただヤバい人だし、怖いしどうなるのか心配してます。
壊れた世界に行ってからは、もちろんだけどヒロインをただ慈しんでいるような様子。どの√でも共通しているのはここですね。"異常なほどの執着心"をヒロインに持っている点が怖い。小中学生の間、初恋だった女の子にここまでする?レインに同調しまくった。むしろこの感情は理一郎が持つべきなのでは、と個人的趣味で思いました。
ヒロインが事故にあったことが、相当な精神的ダメージでもう一度目を覚まして欲しいという願いのためだけに世界を壊し支配している。一般人として生きてたらたまったもんじゃないですよ……。ヒロインが物理的に傷付くことのない世界のためなら、今君に嫌われてもいいからそばにいて欲しいと命令するんじゃなくてお願いするのが憎めないところでもある。ヤンデレと一括りにできる感じでもなく、感情の一部が欠落しているのがヒロインの事故でよりねじ曲がったしまった感じですね。
ヒロインに執着する理由として、"君がいると心が動く"という訳でしたが、理由が弱いな〜〜と思ってしまった。いやいや、感情が欠落していた部分を埋めてくれて人ってだけで掛け替えの無い存在だとは思うんだけどね。初恋って美化されるし、忘れられないモノだという点から見ると納得はできた。
敵という認識から、放っておけない相手に心情が変化していく様子は面白かったです。鷹斗がしていることは許されることではないけど、真っ直ぐ過ぎて歪んだんだろうなと思います。
キングがクイーン(ヒロイン)を支配しているような構図のスチルが多いなと個人的に思いました。想いが通じ合ってない時点のキスは、鷹斗はなんでひどい人なんだ…と思いながらも、なんかゾクゾク?しました。
このルートでは、レインが暗躍しつつ味方でもあったり?いや敵なんだけど、結構好きでした。黒幕は彼でしたね。本当に興味本位であり、妹への愛情であり、やっぱり鷹斗と似ていますね。
未来エンド
鷹斗が還すことを選ぶことに驚いた。
側にいて欲しいと思う気持ちは溢れるほどにあるんだけど、それと同時にヒロインが傷付くことが怖くてしょうがない。√を通して矛盾した気持ちでヒロインを想っている収束なんだろうなと思う。「君のいた世界を愛してた。君がいなければ、俺の世界なんてなんの意味もない」って過去形なのが、切ないなあ。
"かえりたい"と思わない相手と言うのが、公式が謳う運命の相手なんだろうなとは思います。お互いに【君のいない世界なんていらない】と思える相手に出会たんだからね。
- after
本当、公式が謳う運命の相手はストーリーが濃密ッ!!出会った日を覚えているのも鷹斗らしいなと思うほどには、慣れてしまっている…。
結婚する前理一郎に伝えるとき、わたしが緊張してしまった(笑)理一郎にすぐ感情移入してしまうから、理一郎√すぐ行ったけど、いつだって大切な幼馴染を想ってくれる理一郎が好きだよ(贔屓)本当に、無邪気に笑う鷹斗を見てやっと安心できた。
壊れた世界エンド
完全には幸せになれたと言えないエンドだった。それこそ、ヒロインがいなかったら完全に生きていられない。世界を壊したのもあなただけだ、この花を咲かせたのもあなただと励ますことのできるヒロイン強い。
キングじゃなくて、鷹斗としてだけ生きていくって言うのは好きだった。
- after
キングである鷹斗は、ヒロインを宝物のように扱う癖がついていて、従順なわんこっぽい。手放しに幸せだとは喜べないけど、花を咲かせるという小さな夢を持って、君の腕いっぱいの花束を送るよと言うのは鷹斗からのプレゼントの中で一番好きでロマンチックだなと思いました。
はじまりの記憶
切なすぎません……????壊れた世界の彼ら、ヒロインが事故にあった世界線でそれぞれ抱えていた過去。
ヒロインとして、やっぱり理一郎ごめんね。置いてきてしまってごめんね……( ; ; )ってめちゃくちゃ泣いた。
それから円ァ……もうみんなここの円苦しいけど好きですよね?保護欲。家族がすべてだからこそのやるせなさがある。
明記したいことはまだまだたくさんあるので、総評に書きたいと思います。