十三支演義~偃月三国伝2~ 桃園サブ√
※ネタバレ有り
2は一緒に生きていられた。
居なくならないだけでめちゃくちゃ喜んだ。
"この手は嫌いじゃない"と一部分だけは認めて貰えていて、なんだかんだで懐いてくれているのが可愛らしい。
安定に嫌われている上に夏候惇の目をヒロインが奪った前提の√ですけど、それがお互いの負い目となって共感しあえるんですよ…左目を押さえて、右目だけで見るって言うふたりの習慣が同じなんだと。「オレとお前は同じ痛みで繋がっているな……」夏侯兄弟は繋がりを大事にしてくれているご様子。
夏侯惇√なんだけど、あの泣き顔夏侯淵めちゃくちゃ大好き(;_;)
想像できなかった幸せ。もっと甘くてもいいんだよ、という暖かい気持ちで終えられました。
賈栩(CV.一条和矢)
ちょっと大人な敵軍師さん。
感情が欠如しており、自軍の兵であっても病原体をもっていれば焼き殺すこともする非道な人で、どの√か曖昧ですが好きになりきれないキャラでもありました。ですが、猫族として迎え入れる選択をとって一緒にいることになるんですよね~~。
感情の起伏を僅かながら与えてくれるのがヒロインになりつつある、っていう匂わせエンドでしたが、彼とは割と穏やかな恋愛模様になりそうですね。張遼とは少し似た匂いを感じました。
残虐非道で人を痛めつけることにだけ楽しさを見出せるヤバイやつ。賈栩さんの非道さとは種類が違う好んでやってるタイプ。ただ!顔が良いんですよ。敵じゃなかったらめちゃくちゃ大好きだったと思う。絶対ヒロインに止められますもんね。
彼の√は甘い雰囲気とはかけ離れていて、耳を切り落とされ、痺れ薬漬けにして記憶事封じるといった荒業により飼い殺されるといった方が正しい。本編での郭嘉の亡くなり方は心を痛めたので、形はいびつでも姉さんとして傍にいられて必ずしも幸せだと言い切れないんだけど、あってもよかったストーリーかなと思います。
可愛らしい顔をしているので寡黙であり呉のトップ。
婚約によって呉との同盟を結ぶこととなり、戦場にたてず孫権の傍で戦況を見守る生活がスタートして、少しずつお互いがどんな人間なのか知りながら心通わすようになります。ヒロインが表情の変わらない孫権の機嫌を読み取れれるようになったときの心なしか嬉しそうな孫権がかわいらしい。
「私の心の中に、既にあなたはいる。あなたの心に私はいるだろうか?」
「色よい返事をもらえるまで私は何度でもあなたに求婚しよう」
告白のセリフはすごく熱がこもっていて好きでした。