明治活劇 ハイカラ流星組 -成敗しませう、世直し稼業- 南郷久史√
※ネタバレ有り
南郷久史(CV.榎木淳弥)
本作を購入したきっかけでもある顔面強すぎるメインキャラの自己中坊ちゃん。
人を雇う側の家に生まれこともあって何不自由なく過ごしてきたため超我が儘な世間知らずの青年であり、割と年相応である、という印象でした。自己中な男…って思ったけど、各ジャンルの推しの我が儘ツンデレ率の高いわたしが言えることじゃなかったです(?)
ちゃんと推しキャラだな~~!って感じで終始プレイ出来てよかったです。
南郷くんはヒロインを女中扱いする典型的な亭主関白タイプ。
こういう男は普段冷たいからこそ、小さな優しさでポイントを稼いでくる…。結局のところ、素直になれずに好きな子ほどいじめちゃう系でした。
思春期と反抗期が同時にきていて、自分の限界だったり自分にはないものに対して酷くイラついているご様子。同い年でお互いに遠慮がないからこその距離感も割と好きでした。「お前は親の為に生きるんじゃないだろ?お前はお前なんだ」というセリフが彼の自由にやれてる立場だったり、必要以上になにかを抱えていない面もみられました。ザ・16歳。
似た者同士のふたりなので、喧嘩することでより仲を深めているようでした。
バイオリン演奏会を誘うのも見て欲しかったんだろうな~って微笑ましくもなりますし、約束をやぶったヒロインにぶち切れだったのに、寝込んでいると知ったら優しい顔をするんだから、ずっるい顔してる(顔)。
流星組の仕事面でも、「お前は役に立たない」とド正論でヒロインをいじめてくるのに、まさかの「それでも俺にとっては必要」…???過程とテンプレのような鈍感ヒロインの気持ちはほっとうに意味が分からないんだけど(こら)、南郷くんがここまで言ってくれたことが大きい。面倒だけど、俺が面倒を見てやるから安心して好きにやればいいと言うのを遠回しに伝えてくれている……どこでその感情見つけたの?()
そして、顔が強くて何気にモテる坊ちゃん。
弁当を作ること=坊ちゃんが構ってくれるとなぜか思っているヒロインはそれに嫉妬しちゃう展開は可愛らしくて微笑ましくってよかったです。これからはお前だけだから、そういうこと言えるタイプだったことにびっくりだよ。
ここまでもう一度振り返ってみても恋愛過程に疑問符しか浮かんでこないのは置いておいて。
ヒロインが実家で働きだして昼食時にはいつも抜け出す様子を見て毎日握り飯の差し入れをしていたことは分かったんですけど、一目惚れエピとしては弱い!!!一昨年の私だったら納得できたかもしれないけど、そこまで甲斐甲斐しく世話を焼きたいと思う動機がもうシンプルに好みだったしかないのがなあ~~~!!!
恋愛感情の心配をめちゃくちゃしてたけど、「少なくとも俺はお前が好きで結婚したい。お前は俺にとってかけがえのない存在だしお前以外必要ないとも思っている」南郷くんは割とぞっこんだったのでその点は安心しました。
未来しかない若者が急にシャットアウトされる展開には目が点になった!マジで!
最初の√でもあったので???という気持ち。犯人は何故か教えてくれないし、結構な重症だし、メインヒーロー??って困惑しかなかったんですけど、当人は割と気にしてないし、うーん。
どっちのエンドも顔!!!!(好み)その一点に限る。
絆の方が特に気に入っているんですけど、
「信じられるのはお前だけだ」
「絶対に終わらせてやる、何年掛かっても。ずっと傍にいてくれ。」
南郷くんがヒロインを大事そうに抱擁しているのもそうだし、この言葉をくれるの良すぎて流星組衣装マジで良い……。
後日談でも、明るい未来!って感じだったので結果良ければなのかな!?
顔が強い(そればっかり)