DAIROKU:AYAKASHIMORI 白月√
※ネタバレ有り
白月(CV.櫻井孝宏)
統。
攻略キャラの中でも好感度高いスタートだった白月さん。
おじいちゃん言葉で物腰柔らかでありながら、みんなが式にしたくなるほどの強さを持っているといるチートキャラ(設定)の妖狐。
しかも、白月さんはフレンドリーなのに距離があって、狐がなにか隠していないわけないという勝手な憶測のもとでワクワクしてプレイしていました。
白月さんがヒロインを気に入ってくれたことで事が進展していくのですが、底知れぬ何かを感じるキャラであり、全体を通して一番しっかり者でもありました。
イベントを成功させるために、白月さんを式神にすることで時間を共にすることになりますが、引く手数多の妖である白月さんを式神にした新人ということで目を付けられることに発展します。
そういった噂が飛び交うなかでも、「わしはおぬしの隣が心地良い。一緒にいたいと思っておるよ」「おぬしのことは、この身に代えても守ると誓う故……」と不安定な気持ちを悟って言葉をくれる100点の男でした…。欲しい時にちゃんと言葉をくれない男ばっかり好きになってしまうんですけど、それでも魅力的に感じる白月さん。
結局、白月さんを心配した子狐が行動を起こしたもので円満解決に向かっていくわけですが、その過程での文でのすれ違いはドキドキできました。
「わしはおぬしを好いておる故、ずっと傍に居って守りたいのじゃ」
というので、式神になりたいのは”副産物”って超絶良かった。よくある使命だから守るを予め潰した上に、好きだから守りたいと……。
基より準備していた契約の腕輪を捧げるのが、白月さんのプロポーズ。
「おぬしのためなら死んでも惜しくないと思うておった。じゃが想いが叶った今では、少しでも長く共にありたいと思う……」
「俺のこの想いは、永久にお前のものだから」
「お前を大切にすると誓うよ……」
大事な時は、繕った自分じゃなくて本当の自分の言葉で伝えるって区別できるところ狡猾…!!!
それだけじゃなく、悲恋も十分に堪能できました。
「……あいつへの文に認めたこの歌は、俺が昔から好きな歌だった。あいつに贈るならこの歌がいいと思った」
壮大な別れではないのが、余計にじんわり辛くてグッとくる。現実味のあるバトエンで私の好みの問題でもあるんですが、あまり出会えないので新鮮なつらさ…。
思ったより入れ込んでたなって表情だと解釈したので余計に響きました。
一人目でこの満足度なので、推し候補たちは余計に楽しみです。