DAIROKU:AYAKASHIMOR 瀬見季継√

 

 

 

 

 

※ネタバレ有り

 

 

 

 

 

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瀬見季継(CV.豊永利行

直属の上司で第六の班長

若いながら仕事も出来、面倒見の良いメインヒーローならではのいいとこどり人間。瀬見さんのどことなく掴めない雰囲気は、ダイロクの妖の世界観を崩すことなく馴染んでいました。

 

「『頑張りたい』『頑張る』って。そんなの、君のこと見てたら誰だってわかんのにな」なんて、的確なタイミングで助言をくれて仕事の手助けもしてくれて、ザ・頼れる上司様。攻略キャラで上司キャラって初めましてな気がするので新鮮。

加えて、「自分以外を大事にするのもいいけど、それじゃあ君を大事に思ってる奴らが心配するから、ほどほどになぁ」そんなに視野広いんだ!?ってびっくりしてしまうぐらいには仕事熱心で、部下思い。

 

 

 

瀬見√では、弟の季尭が第六のサポートとして大きく絡んでくることになります。

瀬見兄弟は、超絶仲がいいのになぜか距離のある不思議な関係性で、その理由が明確になります。【サクラタニが不安定な理由は瀬見家のせい】ということを季尭は知ってしまったがゆえに、兄に対してぼろが出てしまうことを恐れたから拗れた様子。

兄弟間のすれ違いに板挟み状態になりながらの攻略でした。

結局のところ瀬見さんは全部知っていて自分だけでなんとかしようと奮闘していました。が、それが裏目に出て瀬見さん解雇!?まで追いつめられる展開がやってきます。

 

事態はうま~いこと収束するんですけど、瀬見さんとか悦也さん側が緊急事態に迫られているとソワソワしてしまいますね。絶対勝つのは瀬見班だって感じをこれまでの√で植え付けられていたので、人を頼れと口を酸っぱくして言い続けてきた、瀬見さんこそが人を頼ることをしなかったという展開も全体を通して楽しめました。

 

 

 

瀬見さんは、思い合っているんだよね~っていうのがわかってても尚いじめてくる。

上手いこと好きとか、付き合ってとか言ってくれないけど、【君は俺のものでしょ】感を出してる、というかそういうニュアンスが上手でした。

 

「君のそういう無欲なところも好きだけど。できれば、俺を欲しがって欲しいな」

「……少し遅くなったけど、俺とデート、してくれませんか?」

ズルい先輩~~~!!!!人気ランキング一位納得のシーンだ~~~!!!

人間との恋愛は寿命云々の影を残すような雰囲気がない分これがラスト!という感じの締め方で、最後の最後激甘で溶けるかと思った。ギャップ萌えでした。