ピオフィオーレの晩鐘 -Episodio1926- 楊√
※ネタバレ有り
楊(CV.岡本信彦)
横暴なのに楊の女があまりにも多すぎる実態のすべてを見ました。
笹塚√を思い出す。終わったら楊の女になってました(?)
「おまえは特別だ」と傍に置いてくれている楊√ですが、明確な言動というのはまだ完全にはない状態での関係なので、一概に恋人関係という型にはめるのは難しい。
その状態であっても、「勝手におのれを値踏みするな。おまえの命の価値は、俺が決める。」「その使い道も、だ。命の捨て場を選ぶ権利など与えはしない。」と断定してくれるのにグッと来てしまうのはしょうがない…。勝手に死ぬことは許さんぞ=傍にいろと同義であると思うんですよね。これぞ、楊√の魅力。
前作及び二コラ√で、楊はやっぱり危険人物なんだなと再確認したのも束の間で、袁の底知れなさは怖かった。ただ、至高の顔面すぎてついて行きたくなってしまいせん??(?)正直途中まで一番好きでした(ヤバ)あのバトエンスチル欲し~!!!
本√に戻りますが、前作と比べてヒロインが言葉遊び慣れてきて、それを楽しいと思っているんだな~って関係性が楽しかった。まあ、伝達事項を怠って自立しすぎると見捨てられるんですけどね(笑)
そんな中、教会への出迎えスチル。
謝罪の上に、「帰るぞ」「おまえがいなれけばつまらん。」。
全人類が楊に惚れましたお疲れさまでした。こんなの推しじゃなくても死んでしまう……………。ここが大きな分岐点になっているのも更にアツイ。
このままハピエン直行じゃんと思いつつも、袁の問題残っていて、それに大きく関わってくるのが睿。袁に家族を殺された際見初められ、それからずっと傍で首を狙ってきた過去がありました。でも、袁には敵わなくてそれが要因となってヒロインと仲を深めるんですけど、可愛くてズルかった…。名前呼びは狙ってた(は)
楊√はそれだけじゃなくて、オルロックにも過酷な使命を負わされていて…本当にここだけはしんどくて泣いた。「譲れん事情など誰にでもある」と、楊が心情を汲み取って言葉にしてくれたことが私的にも救われたし、彼自身の変化もあるし、しんどいんだけど必須ストーリー展開だなって納得も出来ました。
「あの女に【運命】の相手とやらが他にいたのだとしても、俺には関係ない。」と、吐き捨てることのできる所が、ブルローネの人間じゃない"らしさ"だし、これを第三者に言い放つところよ~~~(;;)
その後に、永遠を誓うことで保てる関係性でないことを両者が理解していて、
「……起きた、と思う日が来る前に。欲しいと想い続けている間にーー」
「この手で殺してやる」
ここで誓いじゃなくて、嘘が嫌いな楊の言葉というのが真実味を増す。楊とは、完全に想いが通じ合ってるのか不安だった前作をまるっと解決してくれるし、関係性を咀嚼できて大満足でした。
袁との戦いで、身を挺したヒロインの傷に対して
最後の最後、言葉にはせずに「綺麗だ」と一言溢すのえもすぎてないた…。
いつか彼が殺してくれる、そのときまで。
は~~~~?????楊との関係性解釈通りです。
それだけじゃなくて、バトエンもまさか楊がその感じなの!?て感じ。結構びっくりしました。衝動的にヒロインを庇って切り殺されるのはしんどかったですけど、この行動が、ちゃんとヒロインを愛していたことが分かる…っていう皮肉が効いたエンド。楊は、以前のバトエンでヒロインごとダンテを殺すエンドがあったからか、余計に身を挺して守るところまで行きついた事実がえもいな~~~!!!??
たぶん、一番力が入っている√。