ピオフィオーレの晩鐘 -Episodio1926-  感想

 

 

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公式サイト:ピオフィオーレの晩鐘 -Episodio1926-

 

 

 

こんにちは!

久しぶりにピオフィの世界観を味わってきました。

これまで続編・FDをプレイするときは、過去のものばかりだったので時間が空いてのプレイははじめてでした。所々、この√では誰が生きてるのかだったり、ヒロインはこの情報知らないんだ~みたいね面からも楽しめました。

実際に、待ってから続きを見れるからこそ成長を感じられたのもプレイしていても楽しかったです。

 

 

 

以下ネタバレは控えていますが、念のためご注意ください。

 

 

 

 

 

■個別感想

 

 

リンク先はネタバレ有り。

 

 

 

・ギルバート・レッドフォード(CV.森久保祥太郎

stnb5291024.hatenablog.com

 

 

・オルロック(CV.豊永利行

stnb5291024.hatenablog.com

 

 

・二コラ・フランチェスカ(CV.木村良平

stnb5291024.hatenablog.com

 

 

・楊(CV.岡本信彦

stnb5291024.hatenablog.com

 

 

・ダンテ・ファルツォーネ(CV.石川界人

stnb5291024.hatenablog.com

 

 

・アンリ・ランベール(CV.立花慎之介

stnb5291024.hatenablog.com

 

 

 

 

 

 

 

■シナリオ

 

 

前作、めちゃくちゃハマった勢ではないんですけど、人気の理由を再確認できたというか改めてピオフィは話がおもしろい!

マフィアの女になるわけなので、生半可な気持ちだと直ぐに死んでしまうのは相変わらずですが、非日常を味わいたくてゲームをしているのでとにかくワクワクできる。

前作と比べると比較的平和なのもあって、中盤少し物足りなさも感じてしまったのですが、それでもそのえぐさは健在で飽きることなく突っ走ってプレイできました。

 

特に、前作曖昧な関係のまま結末を迎えた彼らの未来や、本当の意味で結ばれる瞬間を見届けられたのは大きいです。そのせいで(?)推し変したので、プレイして本当によかった……ただ趣味が変わっただけの可能性もありますが…。

 

バトエンもちゃんと物語があって、分岐点にも納得出来るし徐々に不穏な空気に飲まれていく感じはさすがピオフィでした。ただ!訪れた結末が、みんな同じような気がする。各々でニュアンスは違うんですけど、結果だけ見ると同じ、と言うか何と言うか……。前作のえぐさだったり、切なさが群を抜いて素晴らしかったのでその点バトエン厨的には惜しかったかな~~って思いました。

あのエンドは極論ハピエンなので、各々の√出の過程や、それ自体は申し分なかったです!

 

 

 

 

 

 

■キャラクター

 

 

 

 

安定のマフィアたちと、新キャラたちとの関係性も中々に複雑でした。

ピオフィはみんな揃って人殺し普通にするような男たちなので、常識外ればかりなのがむしろ嫌みがなくて大好きって感じ。

 

特に、新キャラたちはあの楊よりもぶっ飛んだ人たちがちゃんと居るのに、それでもなんか嫌いじゃないな~って思える塩梅というか、バランスが絶妙に良かった。

さらに、限定版小冊子には全キャラ(サブ含む)のSSがあるので絶対に見て欲しいです。みんなまとめて深掘りできます。

 

特に、前作からのリーやロベルトはもちろん。今作から、テオ、袁などサブが本当に魅力的でした。サブキャラに振り回されるのたのしい~!!!前作からいるキャラはなかなかピックアップされることがなかったことが心残りではありましたが、何にしろSSで納得は出来たので限定版小冊子をお願いします(誰)

 

 

そして、ヒロインのリリアーナ。

甘いこと言ってるなっていうのと、マフィアの女として立派だなって思えるバランスがこれまた絶妙。犯罪者側に染まり切られると感情移入しにくいけど、綺麗ごとばっかり言われるのも…ってなるところが超絶いい感じ。

恋人によって凛々しかったり、甘え下手だったりっていうちょっとした変化が見られるのがピオフィやってても特に楽しかったです。個人的にですが、甘え慣れてないことで我儘になっちゃうっていうアンリ√には頬が緩みました。

前作からダンリリ正義民なので、今回もザ・メインを楽しめてよかったです。

 

 

 

 

 

 

■イラスト

 

 

 

わたしは、RiRiさん現時点ではピオフィオンリーなんですけどとにかく立ち絵でもスチルでも横顔?斜め顔がきれい。だいたい横顔映えする人が推しなので、これはデカいな~って謎方面から楽しませていただきました。

 

ヒロインのふわふわな髪型とか、特に女性陣の可愛さや綺麗さは特別でした。

 

続編で一目惚れだった袁は、立ち絵から映り込み(?)スチルまで余すことなく美しかったので、サブキャラたちのスチルがもっと見てみたかったです。近いうちにゆのはなをする予定なので、その際にも楽しみにしたいです。

 

 

 

 

■総評

 

 

 

 

ちゃんと重くて・甘くて・切なくて人気作品なだけあるな~って改めて納得しました。

前作で、結構ちゃんと人が死んでいるので出演ボリュームに若干の差が感じられましたが、その非道さこそピオフィの醍醐味!

続編でも【鍵の乙女】の立場を突き付けられたり、新たな問題が襲ってきたりと一筋縄ではいかない作品でした。

 

 

システム面はいつものオトメイト使用。

ピオフィで特に気に入っているのが、CGコメント!バットエンドもIFとして語ってくれるのが哀しいし、このときこんな気持ちだったみたいなのが一緒にアルバムを見ている感覚に近くてさらに思い出に花が咲くので全作品採用してほしいぐらいです。

 

 

 

ピオフィオーレの晩鐘、言わずもがな人気作品でちゃんと面白いので、重いのプレイしてみたいな~って思った方はぜひ!前作も続編も。

 

 

ありがとうございました。