ピオフィオーレの晩鐘 -Episodio1926- ダンテ√

 

 

 

 

※ネタバレ有り

 

 

 

 

 

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ダンテ・ファルツォーネ(CV.石川界人

 

公式の運命の相手。

今回のダンテは、以前と比べてもべた惚れを隠さなくなったな~って初っ端から甘々でした。その一方で、カポらしい言動をしていると頑張っているね~~!!って褒めたくなりますね(??)

 

前作からも大概でしたが、ヒロインに対してかなり過保護になっていて、護衛もとい監視のようなちょっとした危うさも見られたのでそういうのも密かに期待しちゃってました(笑)その過保護が要因で、信用が足りてないと思うのも当然で、これぞ乙女ゲーム展開でした。他攻略キャラは大人だったり、知識が偏っていたりするので逆に新鮮。

「本当は、おまえの笑顔だって誰にも見せたくないくらいに思っている。」「独占欲ばかりが強く、嫉妬して……」なんてことを、馬鹿正直に言ってくれるのもダンテらしさが出ていて楽しい。

 

 

 

ダンテ√では、ブルローネでマフィアが生き残る点について着目されていました。

その事態により、ギルバートとの確執が出来てしまっていて、それでもお互いが友人と認めているから事態はまとまるんですけど、喧嘩するシーンはピオフィらしくない、というか想像できなかった展開なのでびっくりしました。

 

そして、いよいよテオのターン。

本当の兄妹というわけではなく、ヒロインが居なくなった悲しみの中で偶然養子にした少年がテオでした。手に入れた幸せもヒロインが鍵の乙女であるから、ヒロインがいるから自分は不幸になるんだ…と、まあ逆恨みでした。

 

それでも、妹に情がなくなりきっていないのがしんどい…。

 

(……俺は君のことが大嫌いだ)(……かわいい、俺の、妹。……俺の、家族)

(どうかーー) 忘れないで、と文字に表記せずに祈るっていう描写えぐすぎて泣いた。二コラ√で兄妹匂わせからのダンテ√での回収っていうのも上手。ただ!わたしは兄妹が仲良く暮らせないエンドは、どのゲームでも妥協したくないポイントなので心が死んだし、全部テオに持っていかれてしまいます!!

 

アンリがダンテの肩を持つのにも驚いたし、ファルツォーネは嫌いだけど、ダンテのことは嫌いじゃなかった、と。

どれも【あり得たかもしれない物語】であるのがしんどいオブしんどい!!!!

 

 

 

事態は収束して、ヴェネツィアに赴くところまでダンテ√!って感じでした。

「これからはひとりじゃないと思えるように、おまえの居場所を……帰る場所を作りたい」

「……俺と、結婚してくれないか」

ザ・メインヒーロー!!!!!

何度でもいうけどテオに救済をください。心が死にます。

 

 

 

バトエンはダンテらしいというか、これまで見守り続けてきたこその思考だなって…。

傍にいられなくても幸せに、俺自身が苦しめることがないようにと願うしかないっていうのがな~~~!!その手助けをするのがアンリで、安らかな眠りを祈るっていうね。しっとり切なくて結構好きでした。

 

ダンリリは運命。