OZMAFIA!!-vivace- ソウ√/真相

 

 

 

 

 

※ネタバレあり

 

 

 

 

 

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ソウ(CV.井土祐一)

 

ウォールフガングのメンバーでシーザーの片腕。

 

第一印象もその後もいつでも優しくて、シーザーから狙われている場面でも捕まったりしないでねと逃がしてくれるようなとにかく害のない青年。

キミのことは、オレが守るからとサラっと言ってしまう男前タイプ。

オズマフィアは顔が可愛い男の子ほど性格が格好いい

 

 

ただ、最後推奨なだけあって薄暗そうな部分も多い。

街を出ようと投げかけてきたり、街から離れることができるんだと零したり、なのに急な体調不良により街に戻ることになったり、ソウの本音がずーっと見えない。

 

「キミを自由にするということは、オレが……オレ自信を否定するということだから」

「キミが幸せになる未来には、オレは不要なんだ」

 

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「迷惑をかけないように……キミから離れるから」

「だからどうか……オレ以外の人と、幸せになって」

 

 

全ての言動が謎に包まれ過ぎたまま終わった。

漠然と、オズファミリー以外の人たちとの円満エンドを見られなかったこともソウの発言が関わっている?ソウが干渉すると何故だめなの?なんで、急に消えたりするの?

 

疑問点が多すぎて、ソウとの恋路を満喫できなかったのが心残り。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そして、いよいよエピローグ。真相に突入します。

 

支配層と呼ばれていた彼らは死ねないはずなのに、次々に絶滅していくという環境下に置かれました。

めっちゃマフィア要素強くなってきたと思っている間に、オズ以外が全滅。

 

塔を登って行くごとにヒロインの記憶が蘇っていく様子。

ここでもキリエがいい仕事するじゃん?推し贔屓でもなんでもなくて、キリエの一人勝ち過ぎる状況ですよね。ひとりだけ忘れることができないわけでしょ?つらすぎ。

 

 

1人頂上にたどり着いたとき、ソウがいて街をコントロールしていたことが明確になりました。

ハーメルンの急な暴走化を促したのもソウの役目だったり

シーザーとヒロインは元は同じ人間から派生した存在だったり

今までの言動がちゃんと全部繋がったのは気持ちの良い伏線回収でした。

 

ただ!ソウは、悪意があって行ったわけじゃないけど、それは客観的に見て、許したくないな~~って思わせられるのは哀しい。直前まで心通わせてたので。

 

 

 

ドロシーのもとに戻る選択と引き換えに街を元通りにすることで、ヒロインは消滅するのですが、それを覚えてるのが、またキリエだけ……(;;)

 

「大切な名だったのに、大切な人だったのに。なんで忘れてしまうんですか、どうしてそうやって笑えるんですか」

 

ドロシーとの別れの時のように、また、ひとりで失った寂しさを噛み締めるんでしょ?無理すぎん???ヒロインと出会ったとき、ドロシーじゃなかと勘づいたのもキリエだけ、脳を手に入れることができたキリエだけが苦しんでる……すき……(?)

 

「……脳を手に入れることができたら、世界が変わると思った。人になれば、幸せになれると思った」

「でも……こんなことなら。私だけが君を忘れられないなら、能なんていらなかった」

 

え?キリエ√ですか?(違います)

流星群祭で、ドロシーにもう一度会えることだけをずーーっと願ってきているのはもう√入ってる。

 

 

ドロシーに、もう一度身体を与えられヒロインは街に戻ることはできましたが、ドロシーは違って、一目キリエに姿を見せてお別れだったのはとことん切ない。

ドロシーは親みたいな存在だった、と哀しそうなキリエをですけど、それは本当にそれだけの感情?ってしんみりとしたエンドでした。

 

 

 

街やヒロインの正体は分かったのですが、終わり方を見る限りなにかが解決したわけじゃないのはスッキリしきれなかったかな。

キリエが少しでも救われているので、よかった。