Tlicolity Eyes -twinkle showtime- 榊原コウ√

※ネタバレあり

榊原コウ（CV.松岡禎丞）

年下だからすべてを許容できるヒロイン独り占めしたいタイプのわがままボーイ。

好意ダダ洩れで我儘と言う名の甘え方されても年下なのですべて許容できるっていうのはめちゃくちゃヒロインに共感した。

責任取ってよね！ぷんぷんみたいな効果音が聞こえてきそうなコウくん。

心配してるって素直に言えなくて、「倒れられたら迷惑なだけだし。」って言っちゃうの本当しょうがないな～ってなれるのはマジ年下だからだよ。って思うこと何回もあった（）

「～～～～っ！」みたいな表現だったり、高い声でキーキー言ってるタイプの男の子を演じられている松岡さん最強だと思う。

そんな行為ダダ洩れのコウくん√は、個別に入ってすぐ告白された。

「昔、俺を庇ってアンタが泣いたあの日から、アンタのことがずっと気になってた。アンタをずっと見てきた」

「アンタのことが好きだ。恋愛感情として好きだ。アンタのこと滅茶苦茶好きだ――これで分かった？」

熱のこもった告白だし、ちゃんと言いたいことも言えて１００点満点。

関係性的にこれを承諾することは社会人としてタブーなことで、そこの判断できるのはちゃんとしてて良かった。まあどうせ・・・ね。

「お願いだから、俺の告白をなかったことにしないでくれ」

ここが最大の見せ場だったと思う。盛り上がり的には一番好きでした。

子どもっぽくて相手にしてくれないんだと判断したコウくんの、好きな相手のためなら苦手なことを克服して何でもやってのける才能マンなところはかっこよかった。

ずっと相手にしてくれないヒロインにアタックし続けたり、拒みたいなら突き飛ばしてよって試したりしててめ～っちゃ男の子だった。

ヒロインが押し負ける展開だったけど、コウくんのめげないアピールとか急激に大人びた言動をするようになっていく過程は年下の醍醐味。

海外活躍ができると引き抜かれることでヒロインが我慢できなくなって自分勝手に振舞ってる辺りみると、恋は盲目だし、コウくんがしっかりしてきた反動でわがままになってるな～って。

「俺が買える場所はアンタの所だから」

「だからこれは約束。俺のこと待ってなきゃ許さないからね」

根っこがドルオタなので、公言して惚気るなよ・・・ってほんと～にマネとの熱愛勘弁って気持ちの方が大きいんですけど、コウくんの成長に免じて、ね。

唯一の【無能力者】でした。

能力云々じゃなくて、そもそものスペックが高くて努力ができる人がひとりいて違いを感じられてよかった。