Tlicolity Eyes -twinkle showtime- 翠川チヒロ√
※ネタバレあり
翠川チヒロ(CV.小野友樹)
典型的な超ツンデレ。
物語がテンポよくてチヒロくんの懐柔は一瞬でした最高!ニルアド昌吾くんストーリーを巻いたくらいには簡単()
素人のヒロインが突然自分と同じ土俵に立って女優デビューするわけで、嫌悪するのは当然だけど、嫌々ながらもちゃんと指導してた。
「俺もお前に驚いた。意外としっかり練習してたんだな」って褒めてからの調子に乗るなまでがめっちゃ乙女ゲームのツンデレ枠としての仕事してて褒めたい(?)
テンポいいんだけど、ちょっとずつヒロインの努力を認めてあげてもいいなって思って、気付いたら無理しすぎてないかなっていう流れが逸材。
あと、さりげなさすぎる好意の表れがかわいい。
仕事が入って食べられなかったケーキを持ってきてくれたり、
「うるさい!いいだろ!女の部屋に入った事無くても!」女経験なかったり、
態度がデカいツンデレはこれがあるだけですべてを許容できてしまう…。
チヒロくんにも能力があることが序盤で判明するんですが、これが結構鍵になってて【能力】がちゃんとしてた。
最初はどうしても謎のメロメロモードに大笑いしてたんだけど、シナリオ的に距離を縮めるために大事だったので徐々に慣れてきました。
演技に熱が入ると無意識に能力使ってしまうことがあって、それが震えるほどのトラウマを植え付けてることが示唆できました。
この能力を父親が気味悪がって家族が崩壊してしまったこととか、ヒロインの周囲は能力を認めてくれる人ばっかりだけど、チヒロさんの周りはそうじゃなったっていう環境のギャップがこの世界観の基準となってて情報としてありがたい。
同じような【能力】持ちで、だから別に怖くないですよって言ってくれるヒロインがいて良かったね……って割と過程も好きでした。
後輩として努力を惜しまず、能力を怖がらないでいてくれて、好きになる理由としては充分すぎて突飛な点はトリコリティーモードだけだった(笑)
好きだ、と思いを告げられてから、好意ダダ洩れなチヒロくん超かわいい。
「俺はいつでもお前が好きでたまらないんだ。それで能力なんてかけられたら……我慢できるわけないだろ」頭溶けてるのいい。最初ツンツンしてたからこそのデレッデレが私が好きなタイプのツンデレなので、楽しいルートだった。
恋人同士になってからのトラブルもあって、ふたりのスキャンダルが出るっていう表に出る二人だからこその事件。
「でも、それでも俺は彼女を諦められない。――誰よりも愛しています」
めっちゃアツくて信頼できる男じゃん。
ただ、普段応援する側の人間なので推しに明言された日には心が死にます。
ファンだったら最悪の男だな~っていう、面倒くさい性格のせいで最後落とし込めなくて泣きました()