終遠のヴィルシュ アドルフ√

 

 

 

 

 

※ネタバレ有り

 

 

 

 

 

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アドルフ(CV.八代拓

 

絶対的に義妹主義じゃん?!な態度なのに圧倒的に干渉してこないのが逆に怖いアドルフ義兄さんのターンがやっときました。


3幕開幕早々からいよいよガチ真相に迫っていくぞ感。

もしかしてループモノとか記憶云々とかあるの?!と期待値が上がってたらあながち間違いじゃなくて泣いた。

 

 

 

アドルフはヒロインをほんと~~~に大事に思っているから、好意を露骨に表すと思ってなくて意識していましたよ発言には一瞬で心がやられた。


その一方で、2幕までの過程やすべての悪意から守ってやりたいと言う割には、伴わない言動っていうのがこれまでに感じてた違和感の正体……これだけ優しいのに自己保身とその間で揺れてるアドルフ愛おしいな……。

 

 

当人が裏切りと称している理由として、23年以上生きられる外の【普通】の人間であることを悟られたくなかったから。

リライバーになる気がないのにヒロインの傍にいるつもりだったり、体調を崩す気配が全くなかったりマジでその要素に微塵も気付かなくてすごく楽しかった。

それを裏切りとは言わないよって言葉にできるヒロインが!マジで推せるのは、アドルフも私と一緒だから、好きだ……と口走っちゃうよね分かる(??)

 

牢獄シーンは本当に人並みに照れるアドルフを見られるのがあまりにも楽しかった。

 

 

アドルフは本当に間の悪い男だから、いつも肝心なときにヒロインの傍にいることが出来ないっていうのは一番歯痒くてつらかった。

この時のどうして…!!っていうのが、八代さんの演技も相まってすごく良かった。

 

 

これまで、ずーっとイヴがヒロインの傍にいてふさわしい人間だとアドルフ自身も思ってきたその相手に運命がゼロの確立から手繰り寄せたと喝を入れられるのも全部がさ~~運命に抗おうとする男が嫌いな人おらん・・・ってなる。

 

 

「皺だらけになった俺を看取る、俺だけの死神であってくれ」

ヒロインが笑顔でいること以上のことを望みもしなかったアドルフが無理難題を吹っ掛ける告白なのが良くて泣いた。

これまでの攻略キャラ達のように力や運命に見放されてても、たった一人の大好きなヒロインのためにすべてを捧げるアドルフよ~~~~こんなん推しカプ。

 

 

そして、やっと救済というこの過程よ・・・。

最後の巻いてる感というのは否めなかった感はあるけど、アドルフ√として、この二人が笑顔でいることが何よりもうれしい。

 

イヴに託すことばかりだったこれまでと鑑みて、圧倒的に犠牲者が少ないことを考えると運命に抗って成功しないと大団円とはいかないのかな、という点もアドルフが3幕だったわけですよね・・・。

 

 

絶望はアンクゥとしても道をたどることになるんですけど、完全にループのくだりが切ない。

小冊子見て本当に・・・気付いてしまったアドルフの絶望ったら(嗚咽)

 

 

 

全てを踏まえて良い幼馴染カプに出会えて幸せです。