オランピアソワレ 璃空√

 

 

※ ネタバレ有り

 

 

 

 

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璃空(CV.島﨑信長)

【青】の軍人、ド真面目不器用。
羅列したワードでもう絶対好き。共通√で理解した紛うことなき推しキャラ。片桐先生の創り上げるツンデレ枠間違いなさすぎ……(頭抱え)推奨順では、一番手なんですが二番手でも問題なかったです。時貞くんの時は分からないワードとか多くて咀嚼できなかったり明確でなかった点を、このルートでは理解してプレイしたり納得できたりしたので、個人的には成功したなと思っています。

 

 


共通では、仕事しかしてない。個別でもめちゃくちゃ仕事していましたけど。手形を見せたら文句を呑み込んで「お通りください」しか言えないのめちゃくちゃ可愛くて既に恋した(早)彼は、色恋沙汰には興味がないけど、【青】の子を産む確率の高い相手を選ぶと断言するほどには【色層】には厳格な人でした。でも、こう言う青年ほど落ちるのはやい。これ絶対。

 

 

 


個別に入って、実質ヒロインの一目惚れでしたね。これは半身と巡り合う物語なので、ビビッと惹かれるのは必然だと思います(極論)私とリンクして一目惚れなのでヒロインとは解釈一致です。ありがとうございます(?)玄葉に茶化されたことを真に受けて、わざわざ「貴方を心配しているだけ」だと伝えてくるの超律儀だし、めちゃくちゃタイプ。男から見ても、"血筋よし、顔よし、未来よし"もう結婚じゃん……(??)

 

 

 


時貞√先にやってたら焦らされるーー!!と思いながら嬉々としてプレイしていました。
向けられたことのない優しい笑顔は盗み見しちゃうし、婿探しの話を緊張しちゃうし、片思いのドキドキ楽しい。さらに、「友達」だから「俺に近付いても大丈夫だ」なんて口実じゃん。第三者から見たらどう見ても両片思いなのに、二人とも恋を知らないからのすれ違い。カメリアちゃんと縁から見た二人が、微笑ましくてニヤニヤしてしまう。彼らはきっとお互い一目惚れで半身に惹かれたわけですね。あ〜運命。

 

 


璃空は、「尊き【青】」としての役目に縛られている印象を受けました。大姉や叉梗さんへ恩を返したい気持ちと、色層によるしがらみ。そんな中「自分で全て判断し、決めたい」その意思が明確になったのは、ヒロインが島を変えたいと健気に配達して奮闘する姿を見たからでしょう。相容れない存在だと割り切れないほどには想いが強くなっているのが分かる……。
そんな最中に、璃空が一般人に【拔】を使用しそうになったという未遂事件。
まさかの三代長の前で、好意を寄せていた発言にはここでくるか!と思いました。両片思いなの分かってたし、禁を犯したぞ?!ってなってた時だったのでね。でも、「私情です」はさすがにときめき暴れた(ヤバ)男女での仲を深めようとしてきてくれたんだ…?!分かりづら!!可愛い!!!


だと言うのに、相応しい男になりたい。中途半端な気持ちで告げたくないと自分を戒めるんですよ……?すき。言葉足らずなところはありますが、「そう長くは待たせない」で舞い上がった。不器用なのにコレ出来るのポイント高い。帰さないと言ってくれたら理由はいくらでもつくるのに〜〜〜〜(上機嫌)

 

 

 


黄泉にきて、"ただの璃空"として出した答えは、『島を変えたい』ということ。【青】の長になることを目標して生きてきて、役目を見つけた璃空は「この夜に、誓う」と。だから、「どうか、この璃空の側にいてくれ……」と懇願されるんですよ。バカ悶えた(死)一言一句が、胸に刺さってしんどい。狂い桜前スチルで発せられたワード全部すき。是非ご堪能ください。

 

何より驚いたのが、璃空は【ハズシ】の子であったこと。大姉の姉の養子として、【青】として育てられてきましたが、出自が知れることを何よりも恐れていたようです。誰よりも【青】でいたかった、という想いが【青】に縛られている理由でもありました。救いあげることが出来て本当に良かった……。

ああ〜〜〜!!!「触れたい」きた…(T ^ T)♡好きで好きでしょうがない…っ!って言うのが、もうめちゃくちゃ染みてきてマジで無理。しんどい。島﨑信長様をキャスティングした天才はどちらにおられますか……?!まじで、CV.島﨑信長には落ちる自信ないわ〜〜とか言ってたやつ誰?!(わたし)天才の方々ありがとうございました。

 

 

 

横行していた【ハズシ】処刑事件。

叉梗さんが黒幕でした。【剥】を恐れるが故に、治療法の研究のためこじつけた処刑を行ったとのこと。この島の不死の病だから、理解できないこともない。完全な悪じゃないんだよなあ……。「お前はきっと立派な【青】の長になるだろうね」と幕を引いた事件は、璃空の背中を押す一言になったんだろうな。叉梗さんと大姉に認めて欲しいと思っていて、ちゃんと向き合えて本当に良かった。"旧いものに敬意を払って、変えていく"ことを身を持って証明できるからこその、対話だったように思います。璃空は、感情的にならず目の前のことにちゃんと向き合える人だなと、率直にカッコよく思いました。

 

 

 

大姉や叉梗さんには意気揚々と愛も決意も表明してくれるのに、ヒロインの前だと弱い。手を出したい欲望に蓋をしようとする……焦ったいけど、そう言うところがめちゃくちゃ好きなんです……(T ^ T)♡♡ ヒロインよく頑張った!推しに弱くて動揺して照れに照れてる璃空に私はノックアウト大・勝・利!!!!!!推し確定ですありがとうございました〜〜!!!!!!!

 

 

追い討ちをかけてくるんです……公式が追い討ちを……(死)

「魂の半身と巡り合った時、なのだろう?それはつまり……お前の対は俺ということなのだろう?」

そんな急に"男"を見せないで?!準備ができてない無理。女性経験ないんじゃないの?!ハ?!無理無理無理。アァ……( ;  ; )( ;  ; )

「お前のすべてに触れてもいいだろうか?」と確認してくるところまでセットで無理。ずーーっと無理しんどい。

 

「愛している、と……口で言うのは簡単だ。だから俺はこれから生涯をかけてお前への愛を証明する」

「お前を生涯愛すこと、そして長としてこの島を導くこと……それが俺の役目だ」

 

怒涛のハピエンですよ!!!!感。無理。(語彙)

 

 

「好きな人の色に染まって力を得る」場面に、感動しました。時貞√ではなかった描写なので、こう言うことなのか!と。あー楽しかった。

 

 

 

バッドもどうせなら心中したかった(そうじゃない)波に拐われるのはマジ勘弁してほしい……一緒に連れて行ってくれ……!!!大姉の恋も、また【色】に縛られたものだったんですね。これも深堀されるでしょうか。恋なのか明確にされていなかったてすが、叉梗さんの手記で並々ならぬ愛情を抱いていたことは明確ですね。兄妹として生まれてきた以上結ばれることも叶わないし、【青】は尊い余りしんどい思いをしていますね…。

ハピエンの最後、「何処にいてもどのような姿になっても、絶対にお前を愛すことを誓う」を彷彿させるようなバッド。一生会えない檻の中でもヒロインを想う的なニュアンス。ああ〜〜もっと泣いて苦しんで愛を叫んで(性癖)

 

 

 

いや、でも璃空のハピエンというかシナリオは本当に好きでした。

「俺の大切な半身」で〆るところまで、総じて綺麗な物語だった。初手推奨されていたので、シナリオへの期待度はそこまでなかったんですけど、めちゃくちゃ良かった……。愛おしすぎて泣きました(末期)素敵なキャラに出会えた今日に感謝します。