Tlicolity Eyes -twinkle showtime- 仙波ワタル√
※ネタバレあり
仙波ワタル(CV.柿原徹也)
チャラくて女慣れしてる感じのキャラと見せかけたウサギ(?)
お寒い台詞とかガンガン使ってくるんだけど、ヒロインのスルースキルも高くて組み合わせ的にも最適なカップルな気がしました。
ワタルはヒロインを変えてくれる男。
望月√との対比としてもパート2としてちゃんと完成されていたきがします。
チャラいキャラは一貫して好みじゃないから、序盤は圧倒的望月サイドとしてプレイしていたんですけど、あまりにしつこい望月さんにまたか……ってなってるの見てると不憫になってきておもしろかった(笑)
女慣れしているのに、酒にバチバチに弱かったり、甘えてしまうことに抵抗があったり、何だかんだ照れ屋さんなところはギャップとしては100点でした。
しっかり女遊びはしているけど、軽率に手を出してくるわけでもなく、同居生活に関しては穏やか~に過ごせてるのは好感度上がりました。
あとは、過去の出来事としてワタルを虐めてた女が登場するっていう。
一度言われたことを忘れることが出来ない【能力】持ちでした。
だから、いつまでも一言一句忘れることが出来ずに傷付いているっていう過去もありました。甘えたな部分はボロが良く出るけど、弱い部分はあまり見せないからこそのエピソードが映えてました。
「アンタみたいな女、ホント初めてだよ。オレに全然なびかないし……追っても追っても、恥ずかしがるか流すだけでさ」
「そんで、オレに何も見返りを求めてこない。他の女と全然違う。」
絶対言ってくれるよね!?って求めてた台詞がちゃんと入っているのが王道だけど期待通りで楽しい。
そういう言葉を忘れられない能力持ちっぽく、一度言った好きなものを覚えててくれているっていうのはワタル√ならではでした。
忘れないっていう部分では、花言葉がサラッと出てくるのも違和感なくて好き。
花言葉引っかけてくる男は乙女ゲームの醍醐味だし最高にアガる。
チャラ枠ならではの気持ちをちゃんと伝えてない失態があったせいで、望月さんに迫られる美味しい展開もあったりして満足度が高い√でした。
「オレの記憶をアンタの言葉でいっぱいにしたいんだ」
女慣れと初恋ボーイの丁度いい塩梅で一切なびくことのないチャラ枠だったけど、率直に楽しかったです。